CUBAの男性はかなり情熱的だ。街を歩くと「チーナ」だとか「ハポネ」とか必ず声をかけられるが、今日のおにいちゃん二人組みはかなりおもしろかった。買い物をしに街を歩いていると、私が着ているTシャツ(変なおじさんがかいてある)を指差し騒いでいて、声をかけられた。「素敵なTシャツだね」と。彼らの関係はちょっとあやしく、一人のおにいちゃんの仕草がどうもゲイっぽかった 。しかしその彼が2時間後、私をドキドキさせることになる。


彼らは少し英語ができるようで、おごるから近くのBarに行こうと言ってきた。暇だったし時間も早かったので大丈夫だろうと付いていった。Barでは久しぶりのお酒にありつけ私は少しご満悦だった・・。それだけで充分だったのだが、一人のおにいちゃん(通称:スモル)がサルサを教えてあげると言い出して、今から踊ろうと手をとってきた。まあ、おもしろそうだったので踊ってみたが、すごい腰つきである。こっちまで恥ずかしくなった。ダンスを教えているというがあれはすごい。何を教えているんだ?って想像して鼻血がでそうになる。


CUBA人は褒めることが好きだと聞いていたが、スモルはかなりの上級者だ。いや、私が調子乗りなんだろうか?さっき出会ってからずっと隣でいろんな言葉を投げかけてくるのだが、その表現力の豊かさにある意味ホレボレとしてしまう。CUBA人はなかなかやる。


そしてそのセリフはないだろう!ということを言ってきた。「僕の唇は柔らかい。君のはちっさいね。それでも柔らかい?実際はどう?触ってもいい?」と顔を近づけてきた・・おいおい。そんな手があったか。なるほどね・・ラテンおそるべし。私がもし男ならぜひ使ってみたいセリフだ(笑)


夜にもう一度会おうと言われたが、同じ宿に泊まっている日本人と中華を食べに行く予定だったので断り、お別れをした。だが、おもしろいことに中華を食べ終わって店を出ると店先で彼は待ってた。海岸でお酒を飲もうと…。もうすぐ私も25歳。いい年なのと、日本で彼氏がすごく心配してるだろうと思ってもちろんお断りしといた。


キューバでは観光客がよく女の人を買って遊んでいるのを見かける。もちろん1ドルが1万円くらいの価値があるわけだから考えればありえる話だ。その上、彼女たちの多くはキューバ人の彼氏に貢いでいると聞く。どこにでもある話だ。逆も全然あるんだろう。


スモルもそういう系統のお仕事をしてる一人なのかなぁと思うとちょっと恐い。だってあのSEXYな感じが計算だったらお手上げですもの。


でも、なんか褒めてもらえていい気分だったし、お酒おごってもらえたからまいっか。


            2004/10/25…(mitsue)                          






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