「Because it's CUBA」・・・これからはやりそうな言葉である。
10月17日−カンクンから1時間のフライトと終えハバナ空港到着。イミグレに結構時間がかかったが無事通り抜け待ちにまったキューバへ踏み出す。私たちは昨晩の夜「予習大会」を開いていたので心配御無用なのである。


というのも、日本人宿(カーサ吉田)に情報ノートを見に行ったときに、つい最近までキューバに行っていたおにいちゃんたちが二人もいて、キューバの歩き方を約二時間ばかり講習して頂いたからだ。ハバナ、トリニダー、バラデロの見所をいろいろ書き込んだ地図、いけてるホテルやレストラン、バスの時刻表の情報までゲットしている。そんな準備万端の中まずはハバナに行こうと予定を立てていたが、CUBAの匂いをかぐとやっぱりビーチが見たくなって、バラデロにむかうことに・・


チリ人のカップル(おそらく新婚旅行かと思われる)とフランス人(自称:フライトアテンダント)と小さなバンに乗せられて、当初は2時間後と説明を受けたホテルへの到着時間はどういう訳か4時間もたっていた。私たちがバンの運転手に地図を見せ、意気揚々と「ココに行って欲しい」と指さした場所は、日本人のおにいちゃん絶賛のホテルである。


だが、様子がおかしい。ホテルと思われる建物は全くなく、アパートの様な民家ばかりで、チリ人、フランス人ともに「この日本人たちはこんなところに泊まるのか?」という顔をしている。とりあえず、運転手さんに連れられてレセプションのおねえさんらしき人に「予約はないんですけど、泊まりたいんです」と言ってみた。


彼女の返事は「close!」意味がわからない。あなたがもしレセプションの人ならあいてんじゃん!っっ。「Why?」と何度も聞いたが、「・・・problem・・electronic・・・・」電気がプロブレムで絶対泊めてくれないらしい。あたりは薄暗くなっており、キューバ初日からまさかの出来事である。


まあ、こんなことがあっても所詮女の子はどうにかなる。同乗していたフランス人が「僕のホテルにおいで!お金なら僕の会社が払うから、問題ないよ」と言ってくれた。知らない人には付いて行かないはずだったが状況を考え、もちろん甘えることにした。早速ウフフンである。バンに戻って、「close」の意味を聞いたが、みんなわからない。たが一つのフレーズですべてが片付いた。


「Because it's CUBA」。そうよね。そうだよね。ここはキューバだもの。そんな訳で、今晩はフランス人と同じ部屋に泊まることになってしまったのである。あっそうそう、日本人のおにいちゃんに教えてもらったホテルの場所と情報ノートに書いてあった場所は違うみたいなんで、みんな気をつけてね。

2004/10/17…(mitsue)
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