旅にきて思う。人間、息抜きが必要だと。---働いていない身分のくせに何事か?という感じでしょうか。

これだけ毎日が新しいことの連続なのに何かがもの足りないと感じる。何だろう・・・生活の中で意識せずにやってくるもの・・・。もしかして、あれ?人間が持つ体内時計がそう思わせるのか、25年近く習慣として身に付いているものだからなのかよくわからないけど、今私が必要としているのは確実にサタデー&サンデーだ。

旅を始めて2ヶ月間、曜日なんてお構いなしに行動していた為に体が違和感を感じているのかもしれない。休日であって休日でない毎日。早急に土日をプレゼントしてあげなければ・・・と、意味のわからない妄想を数日前から抱き始めていた。

そして11月26日満月の日の夕方。月曜あたりからホンジュラスへダイビングに行く予定をしていたが、ぱーっと遊びたくなってフルムーンパーティへ急遽行き先を変更。かなりの強行策だった。旅行会社に「今日はもう最終のバスが行ってしまいました」と言われた後でも、久しぶりの土日が私を引くに引けない状況にさせ「それでも行くでしょ?」とYOKOに持ちかけていた。

彼女は「今の話聞いてた?」と言わんばかりの顔をしていたが、さすがは10年来の付き合いだ。少し遠い目をしながらもまるで母親を思わせるかのように「今回だけよ」と乗ってきてくれた。すぐさま人には言えないような高いお金を払い、プライベートバス、プライベートボートを用意させパッキングをする暇もなくとりあえず車に乗り込み、いるかどうかもわからない友達の宿へ向かった。

目的地に着くまでの4時間、違う意味でドキドキ感が上昇していた。今まで慎重に旅を進めてきたつもりだったが、「ぱぁーっとしたいな」という一言で、危ない行動に出てしまっていることに気付き始めたのだ。そしてYOKOの遠い目を思い出す。また、やってしまいました?

この状況的に山道の横から強盗が出てきてもおかしくないし、真っ暗なボート乗り場で襲われても仕方がない。そうココは、歩き方で「夜、人に出会うと一発アウト」なんて書かれている場所なのだ。「YOKOごめんね」とライフラインである「ビニール袋」をそっと渡し、窓の外を眺めている彼女の後ろ姿を見届けていた。

午後10時。なんとか目的地に到着し、メキシコ以来の友達に再会を果たすことができた。↑↑いよいよですね↑↑
この時のテンションといったら想像がつくだろう。なにせ2ヶ月ぶりの休日の始まりですからね。

パーティ中、ビーチの砂で棒倒しをし負けたら湖に飛び込むクラシカルなゲームをし、服のまま3回もドボンしてしまったり、終了後でさえもひつこく泳ぎに行ってしまったり・・・夜は夜でみんな疲れているのにトランプを持ち出し、大富豪をしようと誘い続け、雰囲気を読めない子になってしまったり。はしゃぎすぎでしょう?楽しかったなぁ。


明日、あさって、その先・・・の旅行の計画を決めるのって結構大変なんだよね。何にも決まってない分楽しいけど、難しい。でもこれからは土日を予定に盛り込んじゃおうっと★



    2004/12/04・・・(mitsue)

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